北海道でのいじめ・暴力・ひきこもり治療について考える。体験発表や講演、研究報告、発表会情報
北海道いじめ・暴力・ひきこもり治療研究会
 
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あなたの心は健康ですか?
〜思春期の心の健康、現在の治療法などについて〜
医療法人耕仁会札幌太田病院
院長 太田 秀造

精神保健の現状
心の健康を損なう人の増加
・精神障害者数:全国で258万人(50人に1人)
        北海道で10万人(57人に1人)
・精神科診療所の増加
・向精神薬の大量消費傾向

自殺者の増加
・年間自殺者3万人以上(1998年以後、交通事故犠牲者の3倍以上)

児童虐待、ひきこもり、リストカット、各種依存など
新しい問題の出現深刻化


ライフサイクル精神保健
  ポジティブな面 キーワード ネガティブな面
幼児期 基本的信頼感 希望 基本的不信
幼児前期 自体感 意識力 恥疑感
幼児後期 積極性 目的意識 罪悪感
学童期 勤勉性 適格意識 劣等感
思春期 自己同一性 忠誠心 自己同一性拡散
成人期 親密性 愛の能力 孤立
壮年期 生殖性 世話 停滞
老年期 統合性 英知 絶望

年代ごとの危機
乳幼児期 児童虐待
学童期 いじめ、不登校
思春期 摂食障害、リストカット、非行、シンナー濫用、ひきこもり、家庭内暴力、
青い鳥症候群、ピーターパン症候群
青年期 出社拒否症、サラリーマン・アパシー、転職、アルコール依存、
パーソナリティ障害
中年期 昇進うつ病、引越しうつ病、キッチンドリンカー、更年期危機
老年期


上昇停止症候群、空の巣症候群、退行期うつ病
健康なうつ状態と病的なうつ状態
健康なうつ状態 病的なうつ状態
悲しみの体験直後に起こる
励ましや意思で元気を取り戻せる
悲しみを受け入れられる
軽く短い
生活に支障はない
悲しみの体験から遅れて
 または無関係に起こる

励ましは逆効果
自分の意思で改善できず
重く、2週間以上続く
生活に支障をきたす

内観療法
自分がうまれてから今までに世話になった人全てに対して、年代ごとに以下の3項目について具体的事実を調べる。
・していただいたこと
・おかえししたこと
・心配・迷惑かけたこと

内観療法で期待できる効果
・思い込みではなく、事実に基づいて物事を考え、判断できるようになる
・自分の至らなさを自覚し、全てに対して素直に感謝できるようになる。
・精神的に安定し、家庭・社会生活がうまくいきやすくなる

無罰型問題解決法
・相手の立場で考える
・枠を広げて考える
・マンネリを排して考える
・結論を見直して考える
・グループ討論で考える
・マイナスをプラスに置き換えて考える

精神的健康
・正しい生きがいを持っている
・勤勉に生きている
・自己客観視ができている
・自己抑制ができている
・他愛精神を持っている
・努力・向上・謙遜の心を持っている
・精神的成長がなされている
・自分の人生で与えられた愛に感謝している
・自分の過去や境遇を乗り越え幸せを求めている
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